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鳩山牧場物語


SUMMER 2014

本物の採れたて野菜を届けられる大地と
地元の人たちとの熱意の共有で生まれた野菜たち

オーガニックハウス鳩山農場の畑には、「どこからどこまでが畑なの…?」と思ってしまうくらい、とにかく雑草がいっぱい。畑のあぜ道を歩いているととても不思議な大地に感じますが、それも、オーガニック農場の畑だからこその光景です。そんな鳩山農場、実は、30年間ものあいだ農業を行っていなかった放置地域でした。土壌分析で土を採取する時にも、スコップが欠けてしまう土が硬く、分析調査の結果でも肥料はまったく含まれていませんでした。だからこそオーガニック農業が始められたわけですが、反面、農場としての土づくりからのスタート、まさにゼロからの闘いでした。そんな鳩山農場で現在活躍しているのが、藁代わりにもなる「ソルゴー」という緑肥。3ヶ月で大きく伸びる生命力をもつソルゴーは、2m50cmぐらいの背丈にまで成長する植物。畑の防風として、また刈り取って畑にひく肥料としても活躍しています。無肥料でも、種を撒くだけでその根っこは縦にも横にも伸び、荒れた大地を良い土に変えてくれます。

大きなキュウリや鈴なりのミニトマト…
鳩山農場を彩る、色とりどりの野菜たち。


暑い夏、鳩山農場の畑には、1日で7~8cmも大きくなる立派なキュウリが実ります。朝・夕の収穫で、朝は500本、夕方には200本のキュウリが採れるそうです。また、赤々と鈴なりに実ったミニトマトも見つけました。食べ頃は8月中旬あたりまで。花が咲いてから40日が収穫時で、2日に1回のペースで採れるそうです。オーガニック農法では、ハチに受粉をさせたり、スタッフが振動受粉をしたり。ハチにとっての適温は25~28℃なので、暑さの厳しい真夏には飛べないんだとか。ミニトマトは雨があたると病気になりやすいため、雨よけトンネルを作ってあげるのも大事な仕事です。そんな風にして大切に大切に育てられ、美味しくて可愛いらしいミニトマトが出来上がるのです。色鮮やかで目にも楽しいパプリカとピーマンの畑も発見!お隣には、虫除けとして活躍するマリーゴールドのお花がたくさん咲いていました。青いパプリカは立派に育ちますが、赤や黄色のパプリカはなかなか難しいんだとか。とくに赤パプリカの綺麗な色を出すのにとても苦労するそうです。さらに、夏に美味しいズッキーニの畑も。ズッキーニの栽培は、なんといってもアブラ虫との闘い!アブラ虫の天敵であるテントウ虫を放して対策を行うそうです。美しいズッキーニの花が咲いたら、美味しい実がなります。川越の産地で有名な里芋は、10月中旬~下旬の収穫。動物性肥料や有機肥料ですくすくと育ち、大きな葉は170cm程にまで成長するそうです!
そして、2000haで1500個は採れるというカボチャ。これからの季節に美味しい野菜です。アミノ酸をいかに根っこに吸収させるかがポイントだとか。作物が持つ本来の力と、自然の力。土作りによって、根っこの力をどこまで発揮させられるかが勝負です。
*それぞれの野菜に合ったやり方で、それぞれの野菜の美味しさを最大限に引きだす…。農場スタッフの毎日のたゆまぬ努力と野菜への愛情が、オーガニックハウスの美味しい有機野菜たちを生んでいます。そして、その日に収穫した野菜は、翌日にはセントラルキッチンを経て、店頭へ。まさに採れたての新鮮なオーガニック野菜が、食卓を彩ります。

オーガニック野菜の1番の命、土と苗。

鳩山農場のオーガニック野菜たちにとって1番の命となる大事な場所、それが「育苗ハウス」。ここで種を蒔き、苗を育てて、それを畑に植えるのです。葉物以外の苗物は、1本1本 鉢に入れて育てます。水やりも、ひと鉢ひと鉢丁寧に。そうすることで、苗は大きく元気に育っていきます。とくに水やりは、なによりも大事な工程。この育苗ハウスでの作業こそが、畑に出たときの野菜たちの土台となり、大きなパワーになるのです。

カラダが喜ぶ野菜をつくる、
その使命のために毎日が闘いです。

鳩山農場の地下には、地下水が通っています。この新鮮な地下水とオーガニックな大地によって育てられるのが、鳩山農場の美味しいオーガニック野菜。炎天下の厳しい日もあれば、台風や豪雪で大変な日も。また無農薬なので、毎日が虫や菌との闘いです。でも、カラダにやさしい、そして安心・安全な野菜をお届けするという使命を胸に、鳩山農場のスタッフ一同、毎日愛情をいっぱい込めて野菜づくりに励んでいます!

私たちが取り組む有機農場は、
環境問題に密に関わっています。
有機農場は地球の生態系を破壊しない
農場形式に取り組んでいます。

信頼できる有機野菜を、より新鮮なままお届けできるよう、都内のオーガニックハウス セントラルキッチンにも近い、埼玉県鳩山町に自社農場を2011年に開設しました。日本の「食の未来」につながる農場のあり方、環境保護も視野に入れながら、より良い農場作りに取り組んでいます。

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